スキンケアは30代が分かれ道。
PCのフォルダを整理していたら、とても懐かしい写真が出てきました。
確か12年ほど前に、上司と撮った写真です。
この時私は26歳。上司は確か65歳でした。
たまたま家が近所で、公私ともにお世話していただいたのを覚えています。
レンタルスペースを借りてレッスンを終えた後の一枚でしょうかね。
上司は数年前に天国に旅立ってしまい、もう教えを乞うことができませんが
初めて出会った時のお肌の衝撃、それから無知だった私に教えてくださった
美容の極意はずっと胸の中で生きています。
ただ化粧でキレイを目指すというだけのものではなく、生きていくうえで
忘れてはならない「健康」というワードが常にあったからです。
30歳を過ぎてしばらく経ちますと、身体に関する色々な悩みが出てきます。
体力も落ちますし、ボディラインも崩れやすくなります。
肌はくすみ、乾燥肌に悩まされたりシミやシワが気になり始めたり…
20代のように若さでカバーできなくなると、まず化粧品を探し始めます。
“お悩みをこれ1本でカバー”
“マイナス5歳肌へ”
“プロの現場で使われる本格コスメ”
いかにもありそうなキャッチフレーズですが、こうした謳い文句に
流されているうちは残念ながら美肌への道のりは遠いでしょう。
化粧品は毎日使う日用品のひとつと捉えられがちですが、
年齢とともに変化するお肌と密に関わっていく大事なアイテムです。
なんとなく選んでいたら、お肌がそれに応えることは決してありません。
私は、上司が教えてくれた「美しさ=健康」というテーマがあったから
安全性の不確かな商品に飛びついたり、原料が自然由来でないコスメに
惑わされることはありませんでした。
それはきっと、これからの時代とどんどんマッチしていくような気がします。
20代でそれを知り、30代で身を以て体感できたことは本当に良かったです。
タイトルに「30代が分かれ道」と書いたのは、20代では早すぎて、
40代ではさらなる別の悩みが増えてくるからです。
仕事や育児で忙しくスキンケアにあまり時間がとれないという同年代の方も
サロンには沢山いらっしゃいますが、口をそろえておっしゃられることは
「将来後悔したくないから」だそうです。
今のお手入れが未来のお肌を作っているという感覚があるからなんですね。
自分のお肌ときちんと向き合い、信頼できる化粧品に出会えると
お手入れすること自体が楽しくなります。
化粧品選びにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。