紫外線のお話。
今日は、これからの季節に気をつけなくてはならない紫外線のお話です。
紫外線は、夏の大敵と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
春めいてきた今こそ要注意です。
なぜなら、お肌がまだ準備ができていないから。
夏は、多かれ少なかれUV対策を心掛けて外出しますが、
春はまだ大丈夫、と油断している方も多いようです。
しかし、紫外線量を比較してみるとこのとおり。
特にUV-Aのほうは、4月5月になると夏と匹敵するほど
強くなってきます。
ここで、知らない方のために簡単にご説明しますが、
UV-AとUV-Bの違いはこのようになっています。
●UV-A
生活紫外線と呼ばれ、日常的に浴びている紫外線。
作用はおだやかだが、じわじわと皮膚の奥深くに浸透し、
肌を黒くします。
ガラスやスモッグなどを透過するので室内でも要注意。
●UV-B
レジャー紫外線と呼ばれる紫外線。
海や山など空気の綺麗なところや、高地になるほど強いです。
作用は急激で、肌を赤くヒリヒリと焼き、
ひどいときは火傷のような状態を引き起こします。
どちらが怖いかは、みなさんの価値観にもよりますが、
私が怖いと感じるのは「UV-A」のほうです。
なぜなら、ポカポカと気持ちの春の日差しに吸い寄せられて
“紫外線を浴びている”という感覚を忘れてしまうからです。
また、シワやたるみの原因とも言われているので
ずっと浴び続けたお肌はどんどん老化していくことに・・・。
というわけで、3月は決してすっぴんで外出することのないよう
くれぐれもお気を付けくださいね。
