油分補給の大切さ。
スキンケアを始めたての頃は、「保湿」といえば化粧水を塗ることでした。
パシャパシャとたくさん重ね付けをしても、時間が経つとパサつくので
次に選んだのは化粧水の隣にあった乳液でした。
若い頃はまだ皮脂量も十分にあったので何とかうるおいは保てましたが
それでも乾燥が治まらず、オイルを使い始めたのは20代後半のこと。
初めはダイレクトに油分を顔に乗せることに(べた付かないかな…)と
抵抗があったのですがその心配も束の間、スーッとお肌に馴染み
自然なツヤ感が生まれたことで一気に虜になりました。
今では朝晩欠かせない、デューミランオイルです。
そのオイルのすごさを頭で理解し始めたのは、使い始めた後のことです。
単に水分が蒸発しないように蓋をする、というだけならば
どんな種類のオイルでもよかったはず。
しかし、やはりメイク下地に仕込むには使用感が軽くないといけませんし
何より紫外線に当たっても油焼けを起こさないことが肝心です。
この製品の9割を占めているオイルは、スクワランオイル。
深海鮫の肝臓から採れる油分なので、動物性のオイルなんですね。
自然派=植物性だと思い込んでいた私には、当時とても衝撃でした。
そして人間の皮脂に最も近い性質の油だと知り、納得しました。
それから極めつけはその純度の高さで、99.99%にまで精製され
不純物を含まないことが品質の良さに直結しているのだと実感しました。
私たちは生きている限り身体に様々な変化が現れ、必ず老いていきます。
皮脂量が減少していくのも、そのひとつ。
不足するものは、化粧品で補えばいいんです。
若く元気に見える方というのは必ずお肌がツヤツヤしていますよね。
冬はもうじき終わりますが、暖かい季節になっても
皮脂量が大幅に増加することはありませんので、
しっかり油分補給をしてコンディションを整えていきましょう。