素肌美コラム

素肌美コラム

毎週水曜日更新

30代の抜け感メイクを作るには?

私がメイクを始めた20年前は、コギャルブーム真っ最中で

目の周りをぐるっとアイライナーで囲んだりグロスをたっぷり塗ったりと

濃く派手に見せるメイクが主流でした。

 

ところが今は令和。

時代の変遷とともに、自分の顔も年を重ねているわけですから

まったく同じメイクをしていたら違和感のある顔になってしまいます。

 

近頃は、「抜け感メイク」という言葉をよく耳にしますが

30代40代ともなれば、自然とそれに近づいていく気もします。

が、一歩間違えると“手抜き”ともとられかねないので加減が難しいところ。

 

そこで、「抜け感」という言葉について調べてみました。

 

抜け感とは・・・

主にファッション化粧の、きっちりしている中にナチュラルさや

雰囲気柔らかさなどが滲むようなスタイルを意味する語。

(weblio辞書より引用)

だそうです。

 

つまり、メイクにおいて定義するならば、

きちんとお肌のコンディションが整えられていて ポイントメイクが頑張りすぎていないこと

ではないでしょうか?

 

ベースとなるお肌がしっかりお手入れされていることは大前提ですね。

 

人それぞれお顔のパーツや言葉の捉え方が異なるので

あくまで私なりの解釈ではありますが、

「ナチュラルメイク」「抜け感メイク」「しっかりメイク」の3段階を

実際に表現してみましたのでご覧ください。

 

きちんとお肌のコンディションが整えられていて ポイントメイクが頑張りすぎていないこと

 

■ナチュラルメイク(1枚目)

ファンデーションを塗った後、チークと眉を描くのみ。

 

■抜け感メイク(2枚目)

アイシャドウを薄く塗り、口紅は薄く色づく程度にぼかす。

まつげはビューラーのみでマスカラは塗りません。

 

■しっかりメイク(3枚目)

アイラインを上に1~2mm引き、上下にマスカラ。

唇は輪郭線をブラシで縁取り、くっきりと。

全体のバランスをとるために眉の濃さ、太さを調整します。

 

 

 

違いがわかりますでしょうか?

私はもともとの顔が濃いので、アイメイクと口紅で引き算をしました。

 

20代の頃はマスカラをしない選択肢はありえませんでしたが、

マスカラを塗らなくてもアイシャドウで変化を出せるし

何より夕方になっても崩れたりしないのが良いなと思いました。

 

それから、30代の薄化粧は口紅をまったく塗らないと

顔色が悪く見えてしまうのでほんの少し色を入れるのがおすすめです。

 

在宅時間の多い今は、<ナチュラル>と<抜け感>を行ったり来たりですが

その時の気分や洋服に合わせてバリエーションを増やしていきたいです。